変形性股関節症・股関節の痛みにでお悩みの方はTEL.0771-25-7149
〒621-0834 京都府亀岡市篠町広田3丁目8−5
股関節が痛くて、病院で検査を受けて『かぶりが浅いですね。』『臼蓋の発育不全ですね。』と言われると、臼蓋形成不全と診断されます。臼蓋形成不全の状態は股関節の大腿骨頭を受ける寛骨臼の屋根(臼蓋)の部分が小さい(浅い)ために、股関節に過度の荷重が常時かかるので、股関節が傷みやすい体質になります。
臼蓋形成不全は遺伝的に臼蓋が小さいあるいは成長期に臼蓋の発育が悪いなどが根本原因になります。
※臼蓋形成不全の方は、上図の大腿骨頭(丸い部分)を受ける為の寛骨臼の部分が小さい。
臼蓋形成不全の痛みの問題は、痛みが何か月も長引くと関節軟骨が徐々にすり減り変形性股関節症に進行悪化しやすいということです。(変形性股関節症の80%は臼蓋形成不全が原因です。)
多くの場合足腰がしっかりしている30代までは、臼蓋形成不全であっても痛みは出にくいですが、徐々に老化の影響を受ける40代以上になると、痛みがでやすくなり、その痛みが数ヶ月続くようでしたら、変形性股関節症の初期から中期に入っている可能性が高いです。
股関節の痛みで大切なこと
臼蓋形成不全は、股関節が痛くて病院に行き検査を受けて初めて病名がつくことが多いので、逆に言えば股関節が痛んでもその時点では臼蓋形成不全かどうか分からない状態です。
そこで目安として、もともと足が開きにくいとか、その痛みが一時的なものではなく数週間続いた場合は、臼蓋形成不全の可能性が高くなります。
臼蓋形成不全の痛みで大切なことは、痛みを何か月もシップや痛み止めでごまかして我慢しないということです。
臼蓋形成不全の痛みは股関節周りの筋肉(靭帯・腱)の炎症痛ですが、これを長期間放置すると徐々に関節軟骨がすり減り、骨が変形して変形性股関節症に進行悪化しやすくなるからです。
股関節の痛みが数週間続いたら、病院で検査を受けるのも良いかもしれませんが、例え臼蓋形成不全や変形性股関節症と診断されても、末期では手術を勧められるか、初期から中期ではシップや痛み止めの対症療法で様子を見ましょうということになります。
つまり病院では手術からが本番となり、それまでは老化で進行悪化するまで様子をみて、痛かったら対症療法ということになります。
しかし、初期や中期に股関節の炎症を手技療法で改善して、末期への進行悪化を食い止める可能性は十分ありますので、股関節の痛みが数週間続く人や、病院で臼蓋形成不全や変形性股関節症と診断されて対症療法で痛みが取れない方は、西洋医学とはまた違ったアプローチになりますので、是非一度当院の股関節症専門コースを受けてみてください。
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